ミスタはなぜギアッチョのジェントリー・ウィープスの銃弾を跳ね返さなかったのか
ジョジョ5部の話。
サンタ・ルチア駅前でミスタとギアッチョと闘った際、ミスタの放った銃弾は、ギアッチョのスタンド『ホワイト・アルバム ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)』が作り出した凍った空気の壁に悉く弾き返される。
覚悟を決めたミスタはそれらの銃弾を全身に浴びながら、それでもギアッチョへの追撃をやめないのだけど、長年、「 どうして弾かれて戻ってくる銃弾をピストルズが再度撃ち返さないのか? 」が疑問だった。
改めて当該のエピソードを読んで、その理由を少し考えてみた。
仮説1: ピストルズは、ミスタ自身が発射した銃弾しか操れない
最初はピストルズの能力を「ミスタ自身が発射した銃弾を、ごく短い時間(着弾するまで)コントロールする能力」かと思ったが、サーレー戦で一度停止・ミスタ以外の人間が再発射した銃弾を撃ち返している。
なので、この仮説1はおそらく誤りである。
仮説2: ピストルズは、どこから飛んでくるか分からない銃弾は操れない
回想エピソードによると、ミスタには『静かなる集中力』がある。
それを銃口の向きや相手の視線から正確に弾道を読む、という才能だと解釈し、その「読み」の才能が「読み、かつ操る」という異能力として発現したのがピストルズだと仮定すると、サーレー戦で再発射された銃弾を正確に弾き返し(ただし不意打ちで放たれた銃弾はガードできず腹を貫通している)、ギアッチョ戦でランダムに返ってくる銃弾を弾き返せなかった理由になる気がする。
つまり結論ッ! セックス・ピストルズは「ミスタ(或いはピストルズ達)が数と弾道を認識・把握している銃弾をコントロールする能力」なんだ!
どーだ!? オレの考えたこの意見ッ!
※あくまで私見です。